そら動物病院

トリミング

せんべえ君へ・・

まずは15日にお越し頂きました、小太郎君へ・・・・

日曜・祝日のトリミングの子は次の通常営業日にご紹介させて頂いておりますので、もし宜しければ

18日の夜に、またご覧下されば幸いです<(_ _)>

 

そして、本日お越し頂きました せんべえちゃん。そしてせんちゃんのオーナー様。

こんなブログ、見たくないと思ってらっしゃるかも・・・と思いながらも、

書かずにはいられない気持ちでした。

長くズラズラした内容。

でも、全て本当の事を書きます。

もし1行でもお読み頂ければ、とても嬉しいです<(_ _)>

 

せんちゃんは、私が一目惚れして「可愛い~♥♥♥(トリミングさせて欲しいなぁ♥)」と、

LOVEビームを(勝手に)送った子でした。

せんちゃんは、とても可愛い子でしたが、同時に、とてもヤンチャでトリミングが難しい子でした。

でも・・

ヤンチャ(オテンバ)でトリミングが難しい子がなぜか多く集まる当院ですので、何も気になりませんでした

 

子犬から成長して、徐々に上達していき・・・・

ある時は、私単独で上手にトリミングできた回もありました。

とても嬉しかったです

この頃、オーナー様が世間話もして下さる様になって、私も心がほっこり♥

「仲良くして頂けて、嬉しいな~」とホクホクしていました。

 

安心した私は、この頃から せんちゃんをスタッフ担当としました。

 

せんちゃんは、トリミングは苦手ですが人間がとても大好きで、誰にでも尻尾を振ってくれる可愛い子です。

私はせんちゃんの良い所を沢山知っているつもりです。

 

いつも毛玉がほぼゼロで、私は、とても助かっていました。

耳掃除が上手です。

お耳の薬も上手に入れさせてくれます。

(本日も、両耳にお薬を入れさせて頂いてます)

カットの前までの作業は、お利口さんにできます。

お顔カットの時、リラックスして「伏せ」の状態になってくれます。

 

オーナー様は、せんちゃんの事をとても大切にされていて、

せんちゃんに関するお願い事をきっちりと守って下さった方です。

(マナーベルトをお持ち下さったり、ご褒美をいつも忘れずにお持ち下さいます)

心を開いて下されば、「最近見かけなかったけど元気?」とお気遣い下さいます。

こちらが、去勢手術の時にお渡し忘れてしまった物も、嫌な顔ひとつせず、

快く取りに来て下さった、そんな優しい方です。

 

最近、私はスタッフが受け取り・お返しをしている際に、なるべく前に出ない様にしてきました。

私が喋り始めたら、オーナー様達は顔を知って下さっている私に話しかけて下さると思います。

それでは、スタッフは何もしなくなります。

スタッフの勉強の為に、敢えて喋らないスタイルを作っていました。

 

本当にそれが正解なのか?????

分からなくなります。

 

せんちゃん ばかりではありません。

 

まだスタッフを雇い始めて2年ですが、スタッフは嫌だというご意見も出ている事、

そして電話対応でご来院頂けなくなった事、実はあります。

(勿論、私や院長の対応が気に食わず、去ってしまった患者様もいらっしゃると思います。)

 

何度も「同じ事を話すにしても、言い方ひとつ」「コミュニケーション能力を上げる努力をすること」と

注意し、言い方を教えています。

 

私も、完璧な接客とは、ほど遠いと自覚しています。

接客力をあげれる様、毎晩本当に少しですが何らかの勉強をしています。

 

本当に、スタッフの育て方が分からないです。

1年間、同じことを注意し続けています。

なぜ、直らないのか、もう分かりません・・・

もしかしたら、私がキツク言いすぎてしまい、今回の様な事に繋がったのかも・・と反省しています。

 

トリミング中に、細かくわんこの身体のチェックをしたいと思って、それを徹底させてきました。

時には、「そんな事、知らなくてもいいよ。うるさい。」と受付でピシャリと言い放たれた事もあります。

 

自分のやり方が全て正しいなんて、思っていません。

でも、リスクを負って開業するならば、やはり自分のやりたかったスタイルで・・と、考えていました。

 

今日のお返し・・・

私だったら、オーナー様の顔色を読み、話さない事と話し方、

もう少し変えたなぁ・・と、隣で聞きながら愕然としました。

でも、放たれた言葉は戻ってきませんし、その後、言葉を重ねても今回はムリだ・・と自己判断しました。

スタッフの話が終わった時、せんちゃんとは、もうお会いできないな・・と思いました。

 

それならば、できる話は全て聞いて頂きたいと、私の悪い所が出てしまったかもしれません。

最後のお話、とてもウザかったかな・・と反省しています。

 

「誰にでも間違いはある」と、今までお許し下さったオーナー様たちの顔が、こういう時に浮かんできます。

 

私、本当にオーナー様達に可愛がって頂き、わんこ達に癒して貰って、病院を続けさせて頂いてます。

毎月1週間、スタッフ教育に躓き、進む道が分からなくなります。

毎月1週間、全てが嫌になり、ひたすら自分の勉強だけに逃げています。

あとの2週間、復活して とても楽しいです(笑)

全て、わんこ・オーナー様・付いてきてくれるスタッフのお陰です。

 

せんちゃん、次は会えないかもしれないから 可愛い写真をいつもの様に載せさせてね♥

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イヤイヤしている事、私たちは決して嫌ではありません。

もし、嫌だと思っているならば、最初から「良い子しか受け付けません」と、HPに生意気に記しています。

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せんちゃんの良い所、今日もちゃんと見つけていたのに、お話できないスタッフでごめんね

(私も、勝手に、フォローする事を諦めてしまいました・・)

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せんちゃんが苦手な、お耳の前のカット

とっても良い方法を見つけて、ウキウキしながら報告したかったのに、その意図がスタッフに伝わっていなくてごめんね

 

せんちゃんが、少し前から苦手なお耳の前のカットですが・・

ハサミでカットしますと、耳を切ってしまいそうで躊躇していました。

しかし、アタッチメントのバリカンを使う事で危険を回避し、また、お耳の健康も求められる様になりました。

凄く嬉しい発見で、楽しくお話したかったのですが・・・

もう、あの雰囲気では挽回は不可能だと、諦めてしまいました。

勝手に逃げ出し、不快なままお帰り頂いてしまい、本当に申し訳ございません<(_ _)>

 

あの後、みっちり話し合いましたが・・・そんな事、どうでも良い話。

 

スタッフ教育が行き届かず、失礼ばかりで心苦しく思っています。

その反面、本当に頑張っているスタッフ達も知っているので、一概に全てを否定できない甘い私もいます。

そして、スタッフのマイナス面を笑って頂ける程の力や魅力が私に備わっておらず、

悔しい・・というのが本音です。

 

長々書いている、このブログ自体が自己満だと自覚しております。

本当は、あの後ろ姿を追いかけたかったです。

これ以上、同じ思いをしたくないので、どうしたら良いかスタッフ6人で考えたいと思います。

 

せんちゃん、せんちゃんのオーナー様、遠方から通って下さり有難うございました<(_ _)>

 

もし、最後のチャンスを頂ける様でしたら・・・まずは、顔を見て謝罪させて下さい。

(23時に、半べそで書いたブログ・・誤字脱字ございましたら、申し訳ございません

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